今日の虎ノ門ニュースを見て

主にDHC 番組の感想や、気付いたことをつらつらと書きます。

10月15日 青山繁晴さん

新しい週の始まり、月曜日の虎ノ門ニュース。

青山さんって体力ありますね、いつも寝てない寝てないって言っているけど、凄いショートスリーパーですね羨ましい。

さて、大幅に時間を取った消費税の問題と、そこから派生する様々な問題。

青山さんは最終的には駆け引きが苛烈化している副産物と言ったけれど、正直その言葉に期待する気にはならない。恐らく、消費税の増税は避けられない事だろう。悪影響があると分かっていてもやるというのは如何なものか、情けなくなる。財務省の権力集中がもたらす弊害の大きさと重大さを思うと、背筋が寒くなる。結局国民が政治をどうこうできる方法は何もないということだ。選挙を経ない一部の「選民」が全てを裏で取り仕切る今の形態は、やはり根本からの見直しが必要で、それに期待しての安倍政権だったのだけれど、やはり今まで通りの対応になっている。本当に残念だ。参院選でも方針を変えず、消費税減税でも歌う政党が出てきたら、きっとかなりの票を奪われる。

総選挙の際、個別の政策ごとに賛否を国民に問うシステムは出来ないものか。

新聞社の軽減税率の話、心の底から、ふざけるなと言いたい、新聞だけ20%でもいいぐらいに思う。国民の民度が高いから日本には消費税は向かないと言っていたけれど、それは違うと思うし、北欧の国に対して失礼だと思った。例え一面の真理はあるにしても、消費税が向く国は無いのではないかと思う。考えてみれば、所得ではなく消費に税を掛けるという発想は、間違っている、消費こそが社会を回すエンジンだ、あくまでも所得に対しての税で良いと思う。所得1億円の人と所得100万円の人が1000円の物を買うと同じだけの税を払う仕組みは、いくら考えてもおかしい、話は脱線するが、公共交通が整備された都会と、自家用車がなければ生活が出来ない地方が同じ自動車税ガソリン税を払うのも納得いかない。話のついでに地方創世の話をするなら、まず大学を地方の郡部に移動すればかなりの問題が解決できる。教育無償化が言われているが、それももちろん大切だが、もっとも重いのは都市部での生活費だ、それが田舎ならば、かなり抑えることができ、低所得者にも高学歴のチャンスが広がる。それに加えて都市への人口流出も一定数抑えることができると思うし、危機管理の上からもリスク分散の観点から、得るものが多いと思う。

 

今日一番考えさせられた言葉は、「第一次安倍内閣のほうが思い切った政策をしていた」という言葉だった。考えてみればその通りだ、それを期待しての安倍再選だったのだけど、国民の期待とは違うベクトルで内閣運営方針が変更されてしまったようだ。

だけれど、私は安倍さんにまだ期待したい。せっかく掴んだ前人未到の強い内閣だ、これを使って、是非誰も出来なかった国益になる政策を一つでも多くやっていただきたい。

最後に、人口が減っているから地方の人口が減るのは当たり前と言っていたけれど、先ほども言ったけれど、都市部への人口流出が一番の問題点だ、地方のリソースで成長した人材が都市部で就職してそこで税金を納める、そりゃぁ地方に元気が出るわけがない。ふるさと納税ぐらいでなんとかなるもんじゃない。

日本全体が元気が出る社会を目指すだけでも目指そうよ!

さぁ、また一週間がんばろう!!